大人になる

書こうと思っていたことをひとつ。

昔から(中学生くらいからかな)頼れる大人、が欲しいと思っていた。
勉強はもとより、人生について、仕事について、進路のこととかも。

高校の時、進路ってどうきめればいいか、悩んでいた。
周りは、皆「自分の好きなことをやればいい」と言ってたが

好きなことって?

よくわからないから、よくわからな過ぎて、自分の適性と
全く逆の美術系なんぞ進んでしまったがw

不得意のものを努力するって、大変なんよね。

そういや、そこでの美術講師の人と面接あって
希望大学の話題になった。
もちろん芸大行きたかったが、いろんな可能性あるかな、と思って
筑波大の美術とか、他の大学の美術科も受けようと思ってた。
(いや、絵が下手くそってのもあるが)

「現役なら芸大にしなよー」

と。

まあ20年近く前なんだが、今思うのは
なんで可能性を消すかなーと。

決めたのは自分だけどさ。
もっと広い視野で、モノ言って欲しかったなー。
人ひとりの人生なんだし。

あのころの自分に言ってやりたいのは
初めに思ったこと、貫け
だな。

まとまりないけど、このへんでー。

毎日の食事

毎日の食事

もう随分前の話。
10年くらい前かな。

卒業制作で、学校の知り合い?のような工房で数日作業。
だいたい、夜には帰っていたけど、1日だけ遅くなって、工房の人と、住み込みスタッフの女の子らと
数人で夕ご飯をご馳走になる。

住み込みの子は、作家さんと一緒に作品作っていたと思う。
あまりコミュニケーション取らなかったから、よくわからん。
で、5人くらいで、メシを待つ。

こう、みんなで作業していて、みんなでご飯食べるって
学生時代特有で、すごく楽しいじゃない。
と言うか、楽しいご飯を想像していた。

出てきたご飯が、かまぼこと玉ねぎを煮たもの+ご飯。

驚愕。

ずっと実家で、食卓に当たり前のようにご飯が並んでた俺はショック。
そんなご飯なんてありえなかった(外食でも、普通の定食屋とかで食べていたし)

毎日、ちゃんとしたメシが食える仕事がいい。
固く思った日だったな、と。

自炊ちゃんとするのも、そんなところからきてるかもしれないね。

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